「勉強しなさい!」と言わなくても、自分から机に向かう子になってほしい…。そんな風に思っている保護者の方は多いのではないでしょうか?
実は、勉強習慣は「やる気」ではなく、「仕組み」で作ることができるんです!
今回は、小学生のうちに身につけたい、勉強習慣の作り方をご紹介します。
1. 勉強する時間と場所を決めよう!
- 時間: 毎日同じ時間に勉強することで、体が「勉強モード」に切り替わりやすくなります。学校から帰ってすぐ、夕食前など、生活リズムに合わせて無理のない時間帯を選びましょう。
- 場所: リビングやダイニングなど、家族の気配が感じられる場所がおすすめです。一人で勉強するのが苦手な子も、安心して集中できます。
2. 勉強時間は短くてもOK!まずは15分から
いきなり長時間勉強しようとすると、子どもも飽きてしまいます。まずは15分など、短い時間から始めて、少しずつ時間を延ばしていきましょう。
- タイマーを使う: タイマーで時間を区切ることで、ダラダラ勉強を防ぎ、集中力を高めることができます。
- 終わったらご褒美: 勉強を頑張ったら、シールを貼ったり、好きな本を読んだりと、小さなご褒美を用意するのも効果的です。
3. 勉強する内容を明確にしよう!
「勉強しなさい」と言われても、何をすればいいのかわからないと、子どもはやる気を失ってしまいます。
- 宿題を最優先: まずは学校の宿題を終わらせることを目標にしましょう。
- 苦手な分野を克服: 漢字や計算など、苦手な分野を少しずつ克服していくことで、自信がつき、勉強が楽しくなります。
- 予習・復習を取り入れる: 授業で習ったことを復習したり、次の授業の予習をしたりすることで、学習内容の定着を図ることができます。
4. 親子で一緒に勉強しよう!
子どもが勉強している間、親も隣で読書をしたり、仕事をしたりすることで、子どもは「勉強するのが当たり前」という環境を自然と受け入れるようになります。
- わからないところは教えてあげる: 子どもがわからない問題にぶつかったら、一緒に考えて、ヒントを出してあげましょう。
- 勉強の成果を褒める: テストの点数が上がった、漢字を覚えたなど、子どもの努力を認めて、褒めてあげることが大切です。
5. 楽しみながら勉強しよう!
勉強は楽しいものだということを、子どもに実感させることが大切です。
- ゲーム感覚で勉強する: クイズ形式で問題を出したり、タイムを計って計算問題を解いたりすることで、楽しみながら勉強することができます。
- 図書館や博物館に行く: 本や展示物に触れることで、子どもの興味や関心を広げることができます。
まとめ
勉強習慣は、一日で身につくものではありません。焦らず、少しずつ、子どもに合った方法で続けていくことが大切です。
親子で一緒に頑張って、楽しく勉強習慣を身につけましょう!
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